自助グループ
定期的に被害者やそのご家族が集まり、例会を催しています。
交通事件の被害者家族の例会では次のような「約束事」を自主的に作られています。何でも話せるように、この場所でないと話せないことが話せるようにと。
- この会は誰のものでもなく、メンバーが自主的に参加する会でありメンバーの総意で運営される会です。
- グループの中の話は外で話さないようにして、秘密を守りましょう。
- 話をしていて出てくる感情には良いも悪いもありません。安心して自分の気持ちを十分に出して、お話しください。
- 誰かが話をしているとき、さえぎらずに聞きましょう。
- 誰かが話をしているとき、内容や行動、態度などに対し、批判したり笑ったりしないで、静かに最後まで聞きましょう。
- ティッシュペーパーは自由にお使いください。
- 各メンバーが話す時間はなるべく平等にしたいと思います。時計を時々確認しながら話しましょう。
- 会合日時はメンバー内で決定し、欠席する時はセンターに連絡しましょう。
自助グループ 例会
2020年6月20日（土）10:30〜「振り返り」としてメンバーそれぞれの近況報告の一場面。
横断歩道を自転車で横断中、左折トラックに巻き込まれて亡くなった娘さんの無念さを淡々と話されるお母様。裁判証言原稿とのこと。「ちょっと長いかな。でもこれでも言い尽くせません。」の言葉に交通事件の悲惨さ、無念さを感じました。メンバーから「辛い気持ちを外に出すことができましたね」とねぎらいの声がかけられました。